マイマイガ幼虫大量発生 駆除方法、予防などまとめ
去年の夏~秋くらいに、福井県大野市あたりから始まったという話のマイマイガの大量発生。
岐阜のほうにもたくさん現れました。
個人的に気になったのは、高速道路での飛騨地方のPA。そこになんか道路に蛾の死骸がびっしりといたんです。
きんもーっ☆
と思ったのもすぐに、マジで気持ちわるっという感じになったんですがね。
幼虫大発生
去年、マイマイガの卵が色んな所に産み付けられ、駆除作業に大変な労力がいったらしいですが、駆除され損なった卵から幼虫が孵化し、目に付くようになりました。
ただでさえ、毛虫なんで見た目よろしくないのに、うっかり触れようものなら痒みとか発疹が出来るとか。しかも数ミリという小ささのため、気がつかないうちに触れてしまっている可能性があります。
敵を倒すために敵を知る
マイマイガの生態を知るために、ネットで調べてみる
【越冬】木などに卵がかたまり(卵塊)で産み落とされ、越冬します。
【ふ化】4月頃から屋外でふ化し、2-3mm程度の幼虫(毛虫)になります。
【幼虫】幼虫から成虫に羽化するまでの期間が2ヶ月ほどあり、その間に広葉樹、針葉樹だけでなく様々な草木の葉を食害します。そのため森林病害虫等防除法により「森林病害虫等」として定義されています。
初期の幼虫は、ブランコケムシとも呼ばれ、糸をはいてぶら下がり、風に乗って移動します。樹木の葉を食べ成長し、6月下旬頃には、さなぎとなります。
【成虫】7月頃に羽化して成虫(3-10cm)となり、産卵します。オスは昼間活発に飛び、くるくる回る性質があるため、「舞々蛾(マイマイガ)」と命名されました。成虫の寿命は7-10日間程度です。
卵塊除去
・壁を傷つけないよう、あまり硬くない先が平らなもの(例:ペットボトルを半分に切ったもの)ではがし、各自治体で決められた方法で処分してください。
・卵塊を覆ている鱗毛が舞い上がり、吸い込んだり目に入ったりすることがあるので、マスクやゴーグル、手袋を着用してください。
幼虫の駆除
・幼虫を直接触らないようにしてください。
※ふ化したばかりの小さな幼虫(体長5mm程度)に触ると皮膚の弱い方は赤くはれたりかゆみが伴うことがあります。・洗濯物に紛れ込むことがあるため、屋外で干す場合、取り込み時に注意してください。
・若齢幼虫期(体長1cm程度まで)は、市販の殺虫剤で駆除できます。
※説明書に従って使用し、通行人や近くの住人に十分配慮するとともに、周囲に飛散しないよう注意してください。・1cm以上の幼虫については、ビニール手袋をするか火箸などで捕まえ、バケツに水と少量の洗剤を入れたものを用意し、その中に捕まえた幼虫を入れることで、駆除できます。
↑ 今ココ。
とりあえず、車や衣服に付くとか本気でかなわんので、とりあえずは殺虫剤を買って駆除するしかないんですかね・・
っていうか、出来れば見たくもないモノなので、まず近くに来させないようにしたいんだけど、残念ながら風に乗って飛んでくるという残念な性質を持ってるので、注意しながら外を歩け、としか言いようがない気もする・・。
メス成虫の夜間光源飛来防止
・消灯は効果的ですが、防犯面を十分に考慮したうえで実施してください。
・黄色蛍光灯(ナトリウムランプに近い波長特性)やLED灯等、誘虫性が低いとされる光源に交換する方法も効果的です。
夏以降は成虫にも気をつけたいところです。
成虫になれば寿命は短いので、ほっといても害はないかもしれないんですが、やっぱ駆除したいですね。また産卵されても困るし。
約10年周期で大発生を繰り返す性質があり、その際にすさまじい個体数と旺盛な食欲であらゆる草花、樹木の葉を食い尽くすので森林害虫として非常に有名である。なお、大発生する仕組はよくわかっていない。
もともと分布していた地域には寄生バチや病原菌、ウイルスといった天敵がいるため、こうした大発生が起きても自然に治まるが、その仕組みもまた判然としていない
wikipediaに書いてあるんだけど、大発生する仕組みと治まる仕組みがよく判ってないとかどんだけ謎すぎるんだ。
おわりに
今更、な内容の記事のような気もするんですが、なんか急に目につくようになった印象もあったし、とくにアウトドアなどで外で色々活動してるときに気がつかず刺されているとか・・
今日なんてなんか天気がいいからつって外でお弁当食べてる人とかいたし(゚Д゚)
恐ろしくてわしゃようやらん!
早く事態が収束されてくれることを祈るしかない;w;